「亡国」「売国」「亡民」までの“カウント・ダウン”が始まっている 〔反TPP〕第5信


すでに「取り返しのつかぬ今」を
もはや「取り返しのつかぬまま」見据えながら、
それでもなお、あの愚者たちに殺されないために――


「亡国」「売国」「亡民」までの“カウント・ダウン”が始まっている




 野田佳彦政権による、常軌を逸脱したTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement=環太平洋戦略的経済連携協定)への「強行参加」問題が、いよいよ。ぎりぎりの危機的な局面を迎えている。

 何度でも繰り返すが、この絶望的愚挙が強行されてしまっては、すでに東京電力・福島第1原発事故で瀕死の状態にある日本に、「復興」も「再生」も「希望」もない。
 残るのはただ、ある種の猛禽類が容易に連想されるがごときアメリカに啄(つい)ばまれる屍肉と化した、“元・国家”の成れの果てだけである。

 明日に平然と予告されている、野田首相の「参加」表明という暴挙まで——もはや、まったく時間がない。
 身を切られるよう、とは、こうした状態を指すのだろう。

 私自身の見解は、今夜半までになんとしてもアップロードしておくつもりだが……取り急ぎ、具体的な行動として提案されている法則について、以下、私が参加しているマクロビオティック関連のメイリング・リストを通じ、送られてきた情報を引いておく。
 ——元の情報は、以前に当ブログでも御紹介した安田美絵さんからのものである(目下、該当・論攷を探してリンクを張っている余裕もない)

 心ある人びとの総力を結集して、この空前の危機を押し止めたい。

 以下、引用。

  ……………………………………


TPP反対、今日が山場!

明日11/10(木)の国会決議実現に向けて、反対派議員を応援しましょう!

今一番有効だと思われるのが、TPP反対派の民主党衆議院議員にメールや
ファックスを送ること。

理由1:国会決議実現のための署名を集めている議員有志の呼びかけを見ると、対象は衆議院のみ
http://www.nippon-dream.com/wp-content/uploads/ff0ce03e3d53b808a3ffbe9aa589bd561.pdf


理由2:田中康夫氏のツイートを見ると、「民主党議員」への呼びかけを求めている。
(おそらく野党は反対を言いやすいが、与党は党首に気兼ねして反対を言いにくいから)

★時間のない方でも、手軽に一斉送信できるメルアドまとめをご利用ください!★
民主党反対派議員に一斉送信できるメルアド→ http://www.twitlonger.com/show/e2srd2



TPP反対派の国会議員(衆参・与野党全員)
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/e6115048a08c1c643e8b007e4b637512


国会議員の連絡先(全員)
http://www.jca.apc.org/~runner/giin_all.html



文面の例:

①「『TPP交渉協議への参加表明』を11月12日からのAPECの場で日本政府は行うべきでない
とする国会決議の実現に関する呼びかけ」への賛同を求めます。

 マスコミの報道とは異なり、職場でも出先でも、TPPとは何なのかを知ってそれに賛成している一般人には会ったこともありません。
 国民は、TPPに反対してくださる議員の方々を、皆で応援しています!
 マスコミの報道に惑わされないでください。大丈夫です。
 TPPの真実を知る人は日々急増しています。どうか、国民を信じて突き進んでください。
 交渉に参加してから日本に有利な内容にすることは不可能であることも国民に周知のことです。

“「日本側も交渉駆け引きできる」のウソ
(TPPルール 主張困難 米「参加承認に半年」)”
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html


“医療自由化は対象外のウソ”
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10354


 下記の議員有志の呼びかけに応じて早急に署名してくださいいますよう、また決議に賛同
してくださいますよう、お願いします。

 ※議員有志:阿部知子(社会民主党・市民連合)、石田祝稔(公明党)、稲田朋美(自由民主党
・無所属の会)、小野寺五典(自由民主党・無所属の会)、城内実(国益と国民の生活を守る会)、
斎藤恭紀(民主党・無所属クラブ)、下地幹郎(国民新党・新党日本)、高橋千鶴子(日本共産党)、田中康夫(国民新党・新党日本)、松木謙公(無所属)

②「『TPP交渉協議への参加表明』を11月12日からのAPECの場で日本政府は行うべきでない
とする国会決議の実現に関する呼びかけ」への賛同を求めます。
 TPPのISD条項は、外国企業に国家以上の権力を与え、国民主権を崩壊させるもの。
 国民の代表たる国会議員の方々が仮にそれを認めるのであれば、自らの存在意義を放棄されるのと同じことだといえましょう。
 交渉参加に突き進む野田政権は、国民のことを一切顧みず、アメリカ政府のご機嫌取りしか眼中にないように見えます。
 国民の多くは真実に気づいており、もうやすやすとは騙されません。
 売国政権に加担したとして、後世に汚名を残されることのないよう、国民の代表として、あくまでも国民の側にたった政治判断を下されることを切に望みます。
 下記の議員有志の呼びかけに応じて早急に署名してくださいますよう、また決議に賛同してくださいますよう、強くお願い申し上げます。

 ※議員有志:阿部知子(社会民主党・市民連合)、石田祝稔(公明党)、稲田朋美(自由民主党
・無所属の会)、小野寺五典(自由民主党・無所属の会)、城内実(国益と国民の生活を守る会)、斎藤恭紀(民主党・無所属クラブ)、下地幹郎(国民新党・新党日本)、高橋千鶴子(日本共産党)、田中康夫(国民新党・新党日本)、松木謙公(無所属)
                                
               安田美絵

  ……………………………………


 ほんとうに、ほんとうに時間がない。

 理不尽を極めた「亡国」「売国」「亡民」までの“カウント・ダウン”が、すでに始まっている。
 あまりの絶望と憤りとに、眩暈(めまい)がするようだ。
 
 だが、なんとしても、この愚挙の強行を許すわけにはいかない。






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by uzumi-chan | 2011-11-09 13:21 | 反TPP

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